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戦争関連の時事メモ、映画・小説の批評的なことをしていきます

第1回 憲法9条改正の是非

いきなり超ヘビー級のテーマに突っ込んでみました。

このテーマはテレビや新聞で騒がれることはあっても、僕を含め一般人が激論するとか、意見を発信する機会は少ないですよね。他人の意見も知りたいのと同時に個人的に思うところがあるのでコメントしたいと思います。


ちょっと前の朝生で9条について扱ってましたね。ウーマンラッシュアワー村本氏の発言が無知を理由に叩かれてましたが、あれはあれで非常に重要な発信だったと。

というのは村本氏の視聴者の視点に立つべきという言葉、これがこの問題のポイント。


彼の言う通りで、僕の周りにいる大多数の人、特に若い人はほとんど9条問題に関して知識がない、というか関心が無い。たぶん、「君は9条改正をどう思う?」と聞けば、「まあ、いいんじゃない」とかその程度の答え。この無知と無関心の何が不味いかというと、国民投票した時に「わからない」層の票が結構出てきてしまうから。この票は世論やメディアに左右されまくるので、政治家の手腕でころっとどっちにも転ぶ。

野党は反対してますが、政権交代したらおそらく改正と言い出すでしょう。経済でも外交でも軍を持つことはメリットだらけで、9条はあきらかに政府からすれば邪魔な存在だから。

何が言いたいかというと、国民の命を保障するほど超重要なルールが、結構簡単に変えられる可能性があるということ。そして、過去の歴史から見ても政府は国民の命より経済や外交を優先するということです。

なので、僕たち国民は最低限のリテラシーはまとわないと。いやいや、命が一番大事やろと。

かのナチス政権も国民が支持してます。自国経済のためなら戦争しても構わないと。

ちょっとそれましたが、僕は右でも左でもないのでどちらが正しいとか言うつもりはありませんが、このまま行くと、憲法改正なんてイージーじゃん、と政治家に思われてしまうのが最も危険だと言いたい。

憲法は国民のために存在するというより、政府の暴走を防ぐためにあります。そもそも日本の太平洋戦争の反省文としてGHQが作ってます。反省しない人はまた同じことをやります。みんなでしっかり政府を監視しましょう。


ちなみに、与党は自衛隊の明記を改正理由にしてますが、感じの「自衛隊」の定義については触れてません。少なくとも集団的自衛権について明らかにしてもらわないと改正の是非は判断できないはず。このあたりも国民の無知を利用してる感は否めません。


ということで、次回は明るく楽しく戦争映画評論にします。反省。。